エネルギーの新陳代謝

誰かに何かを言われて傷つく。
心が傷ついたことで、
それが怒りになって相手に向かう時も
あれば、それが自分に向かう時もある。

いずれにしても、
自分の中に深い傷がある。
いわゆるトラウマがある。
それが浮き彫りになるのが、
心が傷ついた時である。

そんな時は、
浮き彫りになった傷を
癒そう、修復しようとする。

ひとつ傷が癒えても、
また他の傷が見えてくる。
やってもやっても意味がないくらい、
トラウマだらけの自分に
気づいてしまうんだ。

そんなこんなで、
内面の修復作業を
あれこれやっているうちに、
少しずつエネルギーが
溜まってきていることに
気づくんだ。

ただ漏れだった、
エネルギータンクの穴が埋まって、
エネルギーがどんどんたまっている。
そんな感覚になるんだ。

そうなると、なぜ自分が
傷つきやすくなっていたかが、
よくよく理解できてくるんだ。

エネルギーがどんどんたまってくると、
他人の言動にいちいち傷つかない、
しなやかで柔軟な心になっている。
他人の言動が問題じゃなかった。
自分のエネルギーの枯渇が問題だったんだ。

これまで、傷ついても、
それを引きずらなかったのは、
エネルギーがわりと潤沢だったからなんだ。

ただ、エネルギーがあっても、
それは粗野なエネルギーだった。

粗野なエネルギーとは、
誰かを傷つけても、気づかない。
他人の痛みに理解を示さない。

エネルギーがあるゆえに、
エネルギーが枯渇している人の
痛みが理解できない。
はた迷惑な粗野なエネルギーを
振り回していたんだ。

それが、エネルギーが枯渇して、
トラウマが浮き彫りになり、
繊細で敏感になったんだ。

トラウマの修復作業を通して、
エネルギーの質が変わった。
そんな感覚がある。

粗野なエネルギーが、少しは、
洗練されたエネルギーになった。
そんな感覚がある。

今度は、粗野でなく、
洗練されたエネルギーが、
どんどんたまっている。
そんな感覚があるんだ。

自分の中で、
エネルギーの新陳代謝が起こっている。
そんな感覚があるんだ。





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