生きながら死ぬ

肉体が死ぬのは、一生に一度である。
しかし、人生では、肉体は生きながら
自分の中の「何か」が死ぬ。
そんな経験をすることがある。

「生きながら死ぬ」ということがある。

絶対絶命、四面楚歌、五里霧中、
前後不覚。

人生には、これから
どう生きてゆけば良いのか?
どうやって乗り越えてゆけば良いのか?
どっちに進めば良いのか?
まったくわからなくなることがある。

これまでの人生経験からでは、
今の状況を突破する。
そんな知恵は湧いてこない。

そんな感覚のときは、未来が描けず、
絶望的となり、自暴自棄に陥るんだ。

胸の、ど真ん中にいつも、
苦しい塊があって、こいつが震えるたびに、
人生が暗転する。それが怖くて怖くて
たまらない。
今この苦悩から逃れるならば、
何でもやってやる。
そんな感覚になるんだ。

「本当に何でもやるのか」

天からそんな問いかけがあったならば、
何でも受け入れてやる。
そんな感覚になれば、
閃きがやってくる。
気づきがやってくる。

この状況から逃れたいから、
楽になると感じたモノ、
穏やかになると感じたコトは、
何でも取り入れて、
ライフスタイルが一変してしまったんだ。

とにかく、偏見を捨てたんだ。
ありのまま、感覚を大事にして
判断したんだ。

そうやって、今までとは180度違う、
閃きと直観をたのみに選択するって
やっていったら、だんだん道が見えてきた。
そんな感覚なんだ。

頭で考えて先が見えないならば、
閃きという直観を使って、
進めばいい。

明るくても、暗くても、
見えない部分を感じて生きるってことを
学んだんだ。

生きながら死ぬという選択は、
「ゴキブリのように踏まれても生きるんだ」
という覚悟から生まれた。

「美しく生き、美しく死ぬ」
こんな幻想を捨てたコト、
これが、自分にとっての
「生きながらにして死ぬこと」
を意味している。










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